チームプレイ・チームワーク

 自分では一匹狼的性格な所もあると思っているし、群れて動く事はあまり得意ではありません。だから、チームで一丸となって何かを作り上げるというのも苦手な人だと思っています。でも、そんな私が今までで1回だけチームプレイで楽しいと思ったことがあります。それは短大の時のバレーボール。別にクラスマッチだったりするわけでなく、ただ講義の一コマでやった6人制の試合でした。

 仲良しグループでのチーム編成が許されたので、いつも一緒に講義を聴いている6人でチームを組みました。10チーム以上出来て、トーナメント方式で試合をしていきました。6人中2人が中学時代と高校時代部活でばりばりやってた子だったので、運動音痴の私が特に動き回らなくても、ただいるだけで、ある程度は勝ち進むことができました。それなりには動いていたけど、勝ち進むうちにいるだけでは許されなくなりました。1戦力として稼働する事が求められました・・・。思った方向にボールを飛ばせなかったり、打ち込まれたラインぎりぎりのボールを取りにいかなかったり・・・。そんな時、チームのメンバーから「取れんかもしれんけど、取れると思って取りに行かな!」「声だしたら、周りがカバーするけん大丈夫!」と言われました。いつもの私なら「だってできんし〜」と言ってたと思うのだけど、その時は素直に「はいっ」て言ってました。
 順調に勝ち進んで決勝。相手もなかなかの強豪。なかなか勝敗つかず、先に2点取った方が勝ち、授業終了のチャイムはとっくになったのだけど、白熱した試合が続きました。結局負けてしまったけど、6人が一丸となって声だして、ミスしたらカバーに走り、とにかく力を合わせて相手に勝つという目標に向かって頑張りました。とっても印象に残っている試合です。あの時のチームワークの心地よさも忘れられません。プロになれば、それぞれが技術をしっかりともって、自分の役割をしっかりと果たさなければならないのでしょう。でも、授業レベルでの試合は、そのチームのメンバーがどれだけ一丸となって頑張れてるチームが一番勝ちに近いチームだと思います。う〜ん、プロも礎はチームワークかな?


 ありギリスのキャンプの準備もある意味チームプレイです。相手の得手不得手理解しつつ、声だしつつ楽しく進めていけるよう事務局としてサポートしたいですね。あの心地よさ、みんなにも味わって欲しい。