子は親の背中を見て育つ

□チビが1歳になりました。
 ちょっと間の空いた報告ですが、うちのチビが元気に1歳の誕生日を迎えることができました。保育園や幼稚園で仕事していた経験があるとは言え、ありギリスでいろんな子ども達と接してきた経験があるとは言え、分からないことはたくさんありました。でも、ありギリスで子どもだけでなく、保護者の方達から、高校生・大学生の子ども達から、じいちゃんばあちゃんになり立ての方達から、いろんな世代のいろんな想いや考えをたくさん話を聞くことができるので「適当」「いい加減」に楽しく子育てがしてこられたと思います。この場をかりてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。これからも宜しくお願いします。



□選び取り
 1歳の誕生日にいろんなものを並べて将来(の職業?)を占う「選び取り」という儀式があるのですが、うちもやってみました。何を並べれば良いのか?調べてもなかなかまともなものが見つけられず、もともと福岡(及び九州)の文化らしいということが分かりました。九州からお嫁に行ったりして全国的に広がっているようなことが書いてありました。
 うちはパソコン3台並べ、LinuxMacwindowsどのOSを選ぶかやったのですが、windows派でした。管理人さんは一般人にはちとマニアックなLinux派を希望していたのでしょうが、叶いませんでした。まじめバージョンは鉛筆。文才のある子に育ってくれたら嬉しいのですが(笑)




□財産は残してあげられないけど、沢山の経験を残してあげたい!
 1歳の誕生日を迎え、自分の育てられた環境、親の姿勢を振り返ってみました。いつも「財産は残しきらんけど、たくさんの経験は残してやりたい」と言ってました。
 うちは両親共働き・公務員で、母親は3交代の仕事、父も2交代だったため、勤務調整や保育所の送り迎え、行事参加にあたり休みの確保がかなり難しかったし、それがうまくいかず喧嘩をしていることもよくありました。(←オフレコ?) 隙間はシルバー人材センターのおばちゃんにうめていただきましたm(__)m
 でも、保育所に通っていた頃は、夜勤明けで眠たいはずなのに職場からそのまま迎えに来てくれ遊園地に遊びにいったり、映画を見に行ったりしていました。小学生のときは夏休みスタートと同時にブルートレインにワゴン積んで1週間程度いろんなところにキャンプに出かけ、夏休み初日が誕生日の妹の誕生日のお祝いは、いつも旅先でした。周りからは相当あり得ないと言われたけど、受験生の5月、2週間学校を休んで、パラグアイ日本人学校に赴任した知人の家に遊びにいき、そのまま南米旅行をしました。イグアスの滝やチリの海岸、チチカカ湖・・・いや〜楽しかった。富士山よりも高い標高のボリビア、ポテチの袋が張り裂けそう→翌日高山病でダウン・・・死ぬかと思った。帰国直前、ブラジルの空港で行きと同じコーヒーを買ったら値段が3倍!「これがインフレかぁ・・・」
 「遊びも仕事も一生懸命」という精神は2人の娘にしっかりと刻まれ、ありギリスという団体と出会ってしまい、どっぷり浸かってしまいました。この出会いは偶然ではなく必然的な出会いだったのかもしれません。「遊びにいくのはGパン、Tシャツ、リュックが一番!」このスタイル含め、対しておしゃれもしないし化粧もしないのまでしっかりと浸透している模様です・・・。

 子どもは親の背中を見て育つと言います。そういう意味で私は良い育て方をしてもらったと感謝しています。そりゃあ、仕事でのイライラを引きずったまま帰ってきてしゃくに障ることを言うと「打たれんけん(叩かれんと思ってから)!」とげんこつ。打たれんけんと言われた時には既に叩かれているというのはどういうこと!?と子どもなりに思ったりしたこともあったし、「すぐ泣く!泣けばすまされると思ってから!」と言われ更に泣いて・・・どうしたら良いか分からんということもありました。(もっとあるけど・笑)
 でも、将来我が子からどこか一つでも「この両親に育てられてよかった」と思ってもらえるような子育てをしたいと思います。


 うちのチビは私達二人の背中を見ながらどう育っていくのでしょうか?倒れそうなくらい前のめり・「スルー力なのよ!」と超プラス思考な父、「もういい、どうせ私が全部悪いとって!」とすぐキレるマイナス思考な母。真逆の性格、ありギリスのキャッチではありませんが両者の利点が相乗してっ・・・て、ここだけなら母には利点はありませんねぇ(汗)。どうなることやら(笑)。

 これからも、ありギリスのいろんな世代の方たちからアドバイスいただきながら楽しく子育てしていきたいと思います!今後とも宜しくお願いしますm(__)m