世代の違い?感覚の違い?→常識?非常識?

 よく言うし、よくいろんなところに書くけど、「固定電話」「携帯電話」の使い方。「携帯メール」「パソコンメール」の使い方で、よく感覚の違いを感じる。感覚を同じにする事は不可能だろうけど、最低限活動をサポートする側(=ここでは、情報を発信する側)の意識統一だけはできたらいいなと思う。以下、つらつらと書いている事は、あくまで私個人の認識によるもの。


ケータイ電話と(固定)電話
まず、電話は「かかって来たら出る」というのが大前提。
 携帯同士で、友達同士・生活パターンが同じ人なら、少々遅い時間いかけても問題ない。でも固定電話の場合は、小さい子どもが家庭にいたり、ご年配の方たちがいれば、自分とは生活パターンが違う。21:00でも電話をかけるのに躊躇する場合もある。団体からの緊急連絡が必要な場合(台風のため活動中止・もしくは延期など)は、どんなにおそくても22:00まで、朝は7:00以降にするように心がけている。そういう可能性がある時は、「こういう連絡をする場合があります」という話も事前にしておく。やりすぎかもしれないが、ある程度相手の事を考えていろんなことをする状況をつからなければならないと考えている。
 でも、携帯世代にはこのことをなかなか理解してもらえない事が多い。原則日中は事務局にいるようにしているし、いられない場合は極力転送をするよう心がけている。でも、23:0すぎに事務局からの転送電話がかかってくることもあれば、小さな子どもがいる家にスタッフ(=情報を発信する側)が電話をしてしまっていることもあるようだ。そういう生活パターンも事情も違うという背景を説明すると「バイトがあったから・・・」「帰りが遅かったから・・・」という話になる事が多い。でも、学校が終わってバイトにいくまで、講義の合間の時間など、時間を見つけようと思えば全くできないことはないと思う。いきなりは無理でも、そういう認識は必要だと思うので、社会勉強の一つとして少しずつ身につけていってほしいと思う。


ケータイメールとパソコンメール
mail=郵便、郵便物、(電子)郵便。ということで感覚的には、「届いたものを(読める時に読んで)返信する」でOKだと思っている。ただ、今は常時パソコンを開いている状況で、常時ネットワークにもつながっている環境にいる事が多いので、1時間に1回(もしくはそれ以上?)くらいはメールチェックをしている。そして、緊急性が高いものに関しては取りかかっている仕事を中断して返信することもある。
 これまた生活パターンも色々。超夜中型の人の送信、続けて超朝方の人送信、昼間の送信と24時間ひっきりなしにメールが届く。これが携帯世代になると、「夜中寝ているときにメールが届くと、うるさくて寝られない」「返信が面倒だ」といわれる事が多い。メールは返信できるときにすればいいし、寝ている時はマナーモードでご協力を・・・という話をするが、「メールもその場でチェックしたい」という気持ちがあるようだ。


思う事
 時々いろんなところに連絡していて思う事。これもあくまで個人的な受け取り方かもしれないが、携帯は発信元が確認できるため、とりあえず相手をチェック→出たくない人(都合が悪い人)であれば出ない。メールにしてもとりあえず確認するが、最初だけ読んで自分に関係なさそうであれば最後まで読まないという事も多いようだ。


結局
 育った環境、世代、文化・・・で、常識が違ったりジェネレーションギャップも多い。これからもっと年を取るにつれて、そういう感覚や認識の違いというものは自身の柔軟性がなくなってくる分多くなると思う。そこで相手の事を「え?」「なんで?」と思わず、どうしてそういう認識をしたのか?とか相手の思いに耳を傾ける余裕は持っていたいと思う。
 ただ、一人の行動が団体の価値を大きく上げつこともあれば、逆に信用を失ってしまうこともある。特に小さな子どもから預かって野外活動や冒険キャンプを行っている団体なので、最低限の共通認識や意識確認を行いつつ活動を作っていきたいと思う。
早くスタッフ読本を完成させなければ!