プロの仕事

急患センター

 夜間休日にたくさんの患者がやってきて、短い時間で様子を観察し処置しなければならない。いくつかの質問と触診、病名を決めて内服の説明まで。時間は計ってないけど3分程度だったと思う。さすが。

小児科

 おじいちゃんと息子さん2人体制の病院。おじいちゃん先生はまず触らず様子を見て、母親の話し振りも観察(しているように思えた)。聴診器で心音や呼吸の乱れを聞きつつ、子どもの様子もしっかり見る。中耳炎の可能性がないか耳を見て耳の後ろを触って、最後に喉を見る。「これが一番大事よ〜」と言いながらぐいっと口を開けて観察。子どもの診療を終えて病状説明した後、今度は母親のケア。育児に対する不安がないか?分からないことはないか?質問があれば何でも言いよ!と言ってくれる。いつも特には質問はないのだけど、確認してくれる事でいつも受け止めてもらえるという安心感をもらえる。さすが。

現場

もしものときこういう先生方がいてくださる事はとっても安心できます。
 少子化といいつつ、産婦人科も小児科も先生達は過酷な労働条件で頑張ってくれているのがよく分かる。母親自身がまず「産みたい」と思える社会になれば一番良いのだろうけど、仮にすぐそうなったとしても受け皿がないではどうにも始まらない。さらに過酷な労働条件になっては疲労から判断が鈍ってしまう事、間違ってしまう事もなきにしもあらず・・・のような気がする。