肝に銘じておかなければならないと思った事

女性グループは現状批判は上手だけど、ではどうすればいいかという具体的な案を持ち合わせていない

主婦の能力を活かすビジネスをやっていくためには、きちんと収益を上げなければならない

家庭で君臨している主婦ほど仕事の場で扱いにくいものはない(努めて社会性を失わないように)

まだいろいろあるけど、とりあえず。この本はスキャンせず、折に触れ手にとって読み返したいと思います。
年末あたりから、ふくおかNPOセンターの紹介で知り合った方と、ミーティングしたり、居場所作りを頑張っていらっしゃる団体に見学に行きました。その際、会の代表の方から「あなたはそれだけの人脈を持っていながらなぜやらないのかが分からない。充分やれるだけの土壌も力量も持ち合わせているように感じます」と言われました。そうなのかもしれません。
では、なぜ始める覚悟が出来ないのだろう?
濱砂さんもそこで随分苦労されたようですが、たぶん「社長(経営者、代表)」になる覚悟が出来ないのです。一緒にやる仲間はきっと私と同じように小さい子どもを抱えていたり、これから母親になる人がかなりの割合を占めるでしょう。子どもの急な発熱、旦那さんの転勤、親の介護の問題も視野に入れておかねばならないでしょう。自分の子だけでなく、周りの子ども達・母親達も住みやすい環境、育ちやすい環境、生き甲斐もって楽しく生きられるサポートが出来ればと思っています。が、やはり、会の代表になるからには動けなくなったり一時的にお休みしたりするスタッフの穴埋めもしなければなりません。徹夜で仕事を片付けなければならない事もあるでしょう。
「家族」絶対外せない。旦那が定時退社できる仕事なら悩みも若干少ないかもしれません。が、トラブルがあったら休日返上で動くこともあるし、ほぼ徹夜状態で何日もガシガシもの作りすることもあります。父親も母親もそんな仕事を選んだ場合、目の前で熱出している我が子を預けたり、綱渡りで子守りの交代しながらやって行かなければならない事もあります。いいのか悪いのか、私達夫婦はどこに行っても事務局的な役割を担ったり、隙間を埋める仕事をしている事が多いように感じています。・・・だから尚更、そうなった時に「私は何のためにやってるんだろう?」と思うことがあるはず。その時にはっきりと明言できる自信が今の私にはありません。

自分が不自由を感じていて、それを解決するものやサービスがないのであれば自分で作りなさい

これが濱砂さんからのメッセージだと思います。もう少しいろんな場所を見て、人と逢って「自分が本当にやりたい事は何なのか?」考えてみようと思います。