自転車にバックギアはない

自転車少年記

自転車少年記
やっと読み終えました。男性(男の子)目線な書き方も多かったけど、楽しかった。息子の北斗(3歳)が補助なし自転車にまたがり、バランスを崩しながらも「今、ちょっと乗れた!」と振り返って微笑む姿。自分が初めて自転車を乗れるようになった場所で息子も賢明に練習して前に進もうとしている。自転車好きの昇平にはたまらない光景なんだと思う。素直にいいなと思った。
前にもかいたけど、高校の国語の先生が「面白いよ」と紹介をしてくれた本。自分が進むべき(進みたい)道が分からなくなっている中学生や高校生が読んでみると得るものが大きい気がします。私もその時この本に出会ってたらなーって、そもそも全く本を読まない女子高生だったため、紹介されたって、積読になったこと間違えなし。宮地先生がチャリ買って、ウエアまで買ってライディングしてるのが分かる気がする。
私も自転車女子になってみようかと値段を調べてみたけど、安くても7万程度みたい。去年買った3人乗りのチャリが7万。この時期の日差しは怖い。三十路過ぎると、しみ・そばかすが増えるのも気になるし・・・。もう少し、親子三人商店街買い物買い物ラリーを楽しんでからにしよう。まだ1人でチャリに乗って遠出は難しいし、地下鉄やバスでの移動中、こうやって本が読めるのが楽しくてしかたがない。この時間はなくしたくないもんなぁ。
旦那の場合、こんなに感動する光景はやっぱり子どもがプログラムを書いたときなのかな?「娘がEmacsの〜システムを更新した!具器用なキーボードさばきだけど、着実にコードをかいている。」とかになるのかな(笑)? こういう話になると、私が本当に好きなことって何だろうといつも思う。・・・わからない。その時々で「やりたい!」と思うものに打ち込んで、何か一つ見つかればいいなと思う。人生にもバックギアはないのだから。