演劇バカ

「Kちゃんがhttp://www.ntv.co.jp/program/detail/2185251.htmlに出るらしいよ」と母から電話があり、録画。マーチングの指導をしているシーンが放送されていました。マーチングでは基本中の基本、一歩を62.5cmで歩く練習の練習から。なかなか習得できない生徒に「アホか!」「何の行列や!?」「コンニャクか!?」と、見ているだけでも心が折れそうな厳しい指導(汗) 私がありギリスの事務局長になったという話をしたとき「おぉ!翠ちゃん事務局長なったんか!?事務局長なんて完璧で当たり前、ミスがあったら一大事やからな。」と言われました。厳しい先生ってのは知ってたけど、ここまでやるならその言葉も出てくるわね・・・。仕事の内容や意義の理解度が高まるにつれこの言葉の重さをビンビン感じていました。ソファーにもたれて鑑賞しつつも、背中が伸びていきます。
私はあれだけの厳しい練習や指導に耐えられる自信はない。言い切る! だけど、「何をしていいか分からない」「どうせ自分とか」と思いながらケータイでゲームしてたり、お菓子食べながらテレビを見ている君。そんな君は何でもいいから面白そうなことを片っ端からやって行ったらいいよ。そのうち好きなことが見つかると思う。 
私は高校時代演劇部でした。通学に片道2時間かけてただ部活をするためだけに学校に行ってました。2年生の中間テストの時、もう後ろには誰もいない成績を取ってしまい「部活やめさせる!」と言った親。そんな親を説得してくれたのが、担任ではない演劇部の顧問の先生でした。「彼女にラストチャンスを下さい。私が責任とります!」と親を説得してくれました。学生時代、あとにも先にも一番勉強したのが高2の期末。引退まで部活を続けることができました。その時の仲間とは未だに繋がっているし、何かあった時に相談に乗ってもらったりもします。久しぶりに逢ってもそのブランクを感じさせないくらい楽しく話をすることができます。「今しか出来ないこと」たくさんあるよ。世の中には君がまだ知らない面白いこともたくさんある♪ はやく「これ」ってものが見つかるといいね。