産後鬱

いつもより、ちょっとだけ早くちび達を迎えにいきました。例によって「まだ園庭で遊びたい!」とのことで、のんびり遊んでいました。お姉ちゃんと同じクラスの女の子が来て「赤ちゃんかわいい!抱っこさせて」と言ったので、「どうぞどうぞ!」と抱っこしてもらいました。抱っこの仕方が板についていて、あやしかたも言葉のかけかたもとっても上手。
私:「抱っこもお話も上手だね。きょうだいいるの?」
Mちゃん:「う〜うん。一人っ子だよ」
なんてたわいもない会話をしつつ、ケータイ出して、その光景をパチり。そしたら、徐にケータイを出して写真を撮ろうとするおじいちゃんの姿が。
私:「子守りしてもらってまぁす」
おじいちゃん:「きょうだいがおらんけん、うれしいね」
ちょっと離れたところに座ってその光景を見ていたやんちゃ坊主のおばあちゃん。
おばあちゃん:「赤ちゃんの抱っこが上手やね。きょうだいおるとね?」
おじいちゃん:「一人っ子ですたい」
おばあちゃん:「そんなら、お母さんにもう1人頑張って産んでもらいんしゃい!」
おじいちゃん:「それがこの子産んだあと産後うつになってから大変やってね〜。孫のためにはきょうだいおった方が良いと思うけど、あんなに辛そうな娘はもう見たくないけんね〜」
おばあちゃん:「そうね!大変やったね。知らんやった〜。」
保育園をでて、寄り道が多くてなかなか前に進みません。ネコと牽制し合ったり、蟻が行列作っていたら行列を辿って、よそのおうちの壁の小さな穴に張り付いて観察したり。その光景を見ていた見知らぬおじいちゃんに話しかけられて、「何しよるとね!」「ありば見よるとね」「おじちゃんはここにもう50年以上住んどるとよ」「おうちはどこね」「気をつけて帰りなさい」てな会話。
毎日降園時間が違うのに、何故か毎日逢ってるハリー君(犬)と飼い主のおばちゃん。我が家のちび達は3人とも名前を覚えてもらっていて、「今日も保育園楽しかった?」「何して遊んだの?」と話してくれ、ハリー君もちび達になついてくれ、かなり乱暴な扱いをされているのに文句も言わず、なで回されています。「あれ?もしかして年のあき方うちと一緒じゃない?」「大変だったね。でも今まであっという間だったでしょ?これからも楽しいよ〜。」「また明日ね〜」でバイバイ。
そして少し前に進んで、寄り道しすぎて「足が痛くて歩けな〜い」と泣き叫ぶチビ。どこまでも届きそうな大声で泣きわめいているチビに大家さんが「頑張って歩いてきたね〜。お帰り」と笑顔で出迎えて下さり・・・。
なんか、「今日感じたこと」バシッとまとめられたら良いんだろうけど、モヤモヤ〜とするばかりで上手くかけません。でも、なんだかこの「モヤモヤ〜としたけど、なんか感じたのだよ」ってことを書いておきたかったんです。