定期的にスタッフが集い、想いを共有する場を!

昨日に続く・・・
ナイトハイクの下見の後、理事長のマンションミーティングルームでスタッフ会を行いました。なんとミーティングルームが最上階。スタッフ会を始めた途端♪ドド〜ンッ ♪パ〜ン ♪パチパチパチ・・・と花火の音。タイミングよく市民祭り(?)の花火を見ることができました。今年の大濠公園の花火大会は地球冒険隊出発の日と重なっていたので見ることができなかったからラッキー!
 さて本題。着実に会員拡大しつつありますが、抱えている問題もたくさんあります。現在ありギリスは会員制度についても見直しをしているところなのですが、NPOで言う正会員の分類の中には内規でいろんな呼び方があり、それぞれのポジションが担う仕事の内容も認識もバラバラです。それをできるだけマニュアル化して新しく入ってくる会員さんにも分かりやすく説明できるものを作りたいと考えています。そうするためにはいろんなところ全部整理していかないといけないのでかなり大変な作業です。スタッフ会で話し合った内容を一部ですが、まとめてみました。


■会員の種類と関わっている人たちの呼び方と役割(内規の分類)
 ・正会員
   理事会:一般的な認識
   企画会:スタッフ経験が長く、企画立案やリーダー的な役割を担う人
   事務局:日々の雑務や会計管理、渉外、来客・電話応対、発送業務
   スタッフ:現場を支え子ども達とメインで関わり、食料装備などの役割を担う

   NES会員:通年の活動に参加している小中学生
   テーマ会員:1回完結の活動に参加している未就学児と小中学生
   Jr.スタッフ:高校生で活動をサポートする会員

 ・賛助会員
   ありギリス応援団:賛助会員

 ・会員外
   保護者会:実質NES会員の保護者会
   保護者:参加者の保護者
   編集:会員の保護者が、年4回のありギリス通信の作成を担う
   ネットワーク管理:そのまま

 ・その他
   一見さん
   元会員の保護者だった方
   元会員だった方
   単年度で寄付をしてくださる方(個人・企業)
   会員登録はしてないけど、手が足りないときにスタッフとして稼働してくれる人
   スタッフ登録していたけど、就職や進学で福岡を離れた人
   会員登録をせずに毎年夏の活動に参加している子ども
   登録をしていた、していないに関わらず、個人的にスタッフとつながりがある人
   現在会員(NES・テーマ)登録しているメンバーと個人的につながりがある人
   15周年同窓会で久々に逢ってつながりができた人
   会員(子どもも大人も)の親で興味を持っている人
   広報関係・メディア関係の人
   NPO関係者
   行政関係者
   企業の方・・・ 



■ありギリスの現状
 ・(一部)スタッフの高齢化
 ・スタッフが忙しい
 ・スタッフが少ない
 ・一人のスタッフが企画も現場も事務的な事も担っている
 ・過重負担!
 ・昨年度は1年を通して「エベレスト登頂企画(合計で)」を実施したが、理事会・企画会・事業毎スタッフ会等セクト化してしまい、活動を支えているスタッフが一堂に会する機会がなかなか設けられなかった。
 


■今後の運営(活動)をどうするのか?課題解決に向けて
 ・活動内容を極端に絞る(少なくする)
 ・スタッフを増やす
   +居酒屋チラシ配り
   +大学(母校)の講義にお邪魔→勧誘
   +一本釣り

 ・理事会、企画担当、スタッフ、事務局・・・それぞれの肩書きを取っ払い、同じ立場で活動を支えるスタッフとして活動を作っていく
 ・現在会員外の方たちを会員や賛助会員としてサポートやアドバイスをしてもらえる状況整備をしていく
 ・「ありギリスとは?」みんなの想いや気持ちを共有する
 ・事業毎のスタッフ会とは別に定期的に集う場所を作る。参加者が少なくても決行。続ける事、集う事に意味がある。



■スタッフ読本を作ろう!(原案)
<ありギリスとは>
 ・ありギリスは、冒険キャンプを中心とした活動を行う団体である。
 ・冒険キャンプは、危険活動ではなく、起こる危険を想定し、それを回避するための手だてを準備した冒険ごっこである


<スタッフの心得>
その 1 無意味で有意義な活動を計画するべし
その 2 安全のためにはお金をかけるべし
その 3 ありギリスのためではなく、自分のために働くべし
その 4 無理をしないでぎりぎりまで頑張るべし
その 5 子どもの動きに目を配るべし
その 6 子どもを怒るときは、しっかり怒るべし
その 7 子どもの短所をほめるべし
その 8 自分の装備は、しっかりと準備すべし
その 9 連絡は自らすべし
その10 スタッフは互いに大切にすべし


スタッフ読本の原案についてみんなで議論しました。心得の数の増減についても、それぞれが噛み砕いたものを持ち寄り、月1回のスタッフ会で議論を重ね、3月の総会で完成型を提案できるように準備を進めていくことになりました。出来上がったら、感動だろうし、いろんな意味でかなり前進すると思いますが、みんなの思いをぶつけながら最低限網羅したマニュアル本を作るのは並大抵の努力じゃできないだろうなと思います。でも、こういうスタッフ会の中でまじめに
・ありギリスの向かうべき方向
・関わっている人たちが求めているありギリス像
・社会に求められている私たちの役割
を話し合い、想いを共有しつつ、「次はここ行こう!」「あんな事したい!」という形にしていく楽しさを共有できる状況を作っていくのが事務局の役割かなと思っています。「つなぐ・つながる→輪になる」ありギリスを目指して!スタッフの心得その1「無意味で有意義な活動を計画」して、ますますあり地獄にはまって楽しみたいと思います。みなさま、協力よろしくお願いします。

 と書きつつ、まず私はしっかりと会員制度の整理もしつつその前に名簿をしっかりと分類や整理していかないといけないなと思っています・・・。スタッフ読本作るよりも大変な気がしています(涙)。