NPOセミナーに参加

「こうすれば!資金力が高まる」 ー田尻佳史(日本NPOセンター事務局長)ー

 今年も出来る限りこのセミナーに参加していこうと思っていますが、第2第4実施が多いのでありギリスの活動と重なってしまっています。ちょっと悩んでいるところに、講師から「お前は去年も聞いてるから、明日はもう聞かんでもええやろ?」と言われ、さらに悩みましたが、やっぱり参加してよかったです。
 昨年は資金とか会計とか全く疎かったのですが、その時よりはいろんな状況やことが理解できるようになって来たので、結構いろんなところでフンフン頷きながらNESっ子のお母さんとと隣同士に座って話を聞かせていただきました。

 昨年同様「4種の財源の特徴」というグラフを使い、いろんな視点からお話ししていただきました。(写真の文字見えますか?)「過去3年分の自分の団体の状況を表にしてみるとおもしろい」と言われ、早速ノートの端に書いてみました。団体の方針として、受託事業はやらないと決めているので、どうもぽかりあいたおかしなグラフになっています。でも、3年間の実績を振り返る限りでは、自主事業(収入)の割合が増えていて、自助努力で安定財源を確保しつつある方に向かっているようです。思った以上に今年は頑張れているようです。
 しかし、「ありギリスの冒険キャンプは新境地開拓中!引き続きお金がいります!」
12月のありギリス応援団パーティでは、昨年田尻さんにお話しいただいた過去3年分の資金全体の割合を示すグラフも一緒に提出します。楽しみながら新境地での冒険キャンプに向けての資金集めに奔走したいと思います。参加いただけるみなさま!年末ですが、パーティの日だけは財布のひもをゆるゆるにしてご参加ください(笑)

 とはいえ、出しそびれてしまった「会費の適正価格の設定の仕方は?」という質問と、実際計上されていない活動をサポートする側のスタッフの交通費未払い等の実態・・・お財布事情考えると「出せません」というのが正直なところなのですが、その辺りの答えを導きだすヒントもたくさん頂くことができました。

 「ボランティアの常識(良いか悪いかは別として)に『やりたい人が資金を捻出していく』というものがあります。その捻出を最小限にとどめるための努力は必要ですが・・・」とか、資金の集め方についても「それぞれの活動内容や団体の方向性によって変わってくる」というお話を頂きました。2006年度のありギリス通信は年会報になりましたが、そういうものについての資金調達の仕方についてもたくさんヒントを頂きました。やれることからこつこつと提案して改革していけるところはしていきたいと思います。

結局・・・

 昨年のセミナーに参加して「このままじゃ駄目だ!」とたくさん思うことはありましたが、問題意識を持ち、課題解決に向けて頑張ろう!と思ったところで止まってしまっていたようです。反省・・・。でも、実際今自分がおかれた環境(とりあえず3月で引き継げる状況を作らなければ!)を考えると、すぐ変えられるところや引き継げるところからはどんどん取りかかって前に進んでいかなければなりません。うじうじ悩んでいる暇はありません。
 そういう意味では、事前にしっかりと引き継ぎを行い、当日の現場の取り仕切りはお願いしつつ、私はセミナーに参加。そして、昨年度の振り返りをしつつ、今年こそは「思い立ったら吉日!」で、即動き出そうと思います。
 子ども達の声が聞けなくなるのは寂しいなぁ・・・。でも、来月のNESは行きますよ(笑)!