常識

 世の中には常識と言われている事がたくさんあります。そして他人にも「なんでそんなこと・・・ありえない!そんなの常識でしょう!?」ということもあるでしょう。私はよくある(恥)
 でも実は自分だけが常識と思っていて、別のところでは常識ではないのかもと思ってしまいます。

地図

 地球冒険隊に初めて参加した時、「地形や等高線がはいった正確な地図は(国の秘密だから)出せない」と言われ、小学生でももっと上手に書けるでしょうと言う汚い手書きの地図をもらいました。「これが今日の目的地までの地図です」と言われ、コンパスで目的地の方向向いてみんなでスタッフ会をしました。どう考えても、上下ひっくり返して見ないと目的地には着きませんでした。「この地図南が上やね」というと、近所にいたおじさんに「地図は『上が北』って決まっとる」とずごく叱られました。初めての参加だからいろんなことが分からず不安で、「そうなんだ・・・」と思い、凹み気味でスタート。その日はなかなか目的地を見つけることができませんでした。

ヤーッ

体育の授業、体育祭でのかけ声。駆け足入場

先生:ぜんた〜い、止まれ
生徒:1、2、3、4、5
先生:座れ
生徒:ヤーッ
先生:声が小さ〜い。やり直し!立て
生徒:ヤーッ
先生:座れ
生徒:ヤーッ 

いろいろ

 地図は必ずしも北が上ではありません。オーストラリアの地図は南が上。ちなみにその時もらった地図は南が上で正解だったのです。体育の授業で「ヤーッ」というのは福岡だけ・・・。マシューベストヒットTVで田中麗奈がその他ゲストに大笑いされてて、非常に腹立たしい気分になったのを覚えています。
 そう考えると常識ってなんだろうって思ってしまいます。極端な話それぞれ個人が自分だけがもっている定規で、常識の範囲を決めて「あの人常識がない」「あの人はちゃんとしてる」という自分の常識に当てはまらない人は排斥していってしまうのでしょうか・・・?それもおかしな話のような気がします。
 

やっぱキャンプしかない!

 国も文化も考え方も全く違う人達が集まって、衣食住を共にする事は四六時中カルチャーショックです。片っ端から自分が常識と思っている事が壊されていきます(笑)。
 月9「CHANGE」で朝倉総理も言ってましたが、「お互いが違うという事を認識して、それを認識した上でお互いにとって一番いい方法をとことん話し合う」事が大事になってくるのでしょう。
 
 それにしても、常識って難しい・・・。辞書によれば
(1)ある社会で、人々の間に広く承認され、当然もっているはずの知識や判断力。
「―では考えられない奇行」「―に欠ける」 (2)「共通感覚」に同じ。