おばちゃん

 どうみても私よりも若い2児の母。よその子どもに「ごめんね〜。おばちゃんがここに居ったけん、通れんかったね〜!」と言っていた。思わず「え〜っ!」と思い、振り返ってしまった。かなりかわいい感じのお母さんで、雰囲気もよく、おばちゃんという言葉は似合わない。むしろ私のほうが見た目も年齢的にもおばちゃんなのだけど、自分で自分のことを「おばちゃん」とは言えない。
 子どもが大きくなったら「〜ちゃんのおばちゃん」「〜君のおばちゃん」と言われるようになるのだろう。おばちゃんの域に達しているとは自覚しているのだけど、「おばちゃんがね〜」とは言いたくない自分がいる。できれば「〜ちゃんのお母さん」と言われたい・・・。