回復の兆し

 まだ痛みはのこるものの少し余裕を持って笑えるようになりました。よかった!
 それにしてもうちのチビ!腰に手を当てて歩くのです。まるでばあさんに育てられている子どものようです。そしてなにかにつけ「よいしょ」といいます。それもこれも我が行動を振り返ると反省すべき点が多いのが事実。どうしてもこの時期腰が痛いので台所仕事をしていて鍋持って立ち上がった後、腰に手を当て一呼吸おいて野菜を切ったり、帰ってきてチビをおろして腰に手を当て一呼吸おいて靴を脱いだり、脱がせたり。今日スーパーに買い物に行った時に腰に手を当てその手を組んで物色しながら訳の分からない言葉をしゃべりながら(彼女なりに言葉を発しているつもり)歩く後ろ姿を見たときはただただ反省・・・。もう少しはつらつとした若い母を演じねば!
 それにしても17:00過ぎに家族揃って普段着で買い物に来る家族の父は何の仕事をしているのだろう?派遣切りにあった人?失業中の人?うちのパパはそんな時間に家にいるのは病気のときくらいなので余計に不思議な目で見てしまいます(汗) そう書きつつも、週に1回くらいは19:00いや、21:00には帰ってくる生活になれれば良いのだけど。叶わぬ夢かな・・・


ヘルスアップ教室>
 母は今↑な教室に通っています。楽しくダイエットするのが目的だとか、いつまで続くことやら(笑)
 で、母の本棚から河合隼雄さんの「子どもの本を読む」という本を見つけ、久々にヒット!めちゃくちゃ面白くて時間を忘れて読んでいました。その部屋に踏み台昇降の台みたいなものを持ってきて、使えないメトロノームを出してきて「メトロノームの120はどんなテンポか?」と聞かれ、「60が時計の早さ」というと、いろいろと考え「じゃあ100で4分間運動しよう!」といい、読書してる夜中のプレイルームに「カチカチカチカチ・・・」と「1、2、3、4」とカウントする母の声。この読書嫌いだった娘が時間を忘れて本を読んでい姿を讃えず全く読書に集中出来ない環境を作る母。もうあり得ない。せめて音楽なら許せると思い、iTunesを開けると、山口百恵ピンクレディーのちょうど4分で、テンポが100と110程度のものが見つかりました。歌える曲の方が楽しく運動できると思い流したものの、そのメロディーに合わせて足が動かない!もう全く・・・。「♪そ〜ろ〜そ〜ろ〜始めるよ。1、2、3はい」と保育園で運動会の練習を始めた子ども達に話しかけるように。途中早くなったり遅くなったりするので「ちょと早い」「遅くなってる」と言いつつ、結局10分中断。「あぁ、きつい」といい、そのまま運動を辞める母に「その教室では運動後のクールダウンの重要性は教えられなかったのか!?」と聞くと、「言われた気がする」とファイルを開いていました。次はenyaの曲をかけたものの「1,2,3,4・・・・13,14,15」とカウント。せっかく気持ちも落ち着く曲をかけたのに・・・。その教室ではクールダウンの時にしっかり呼吸をする必要があるので声を出してカウントした方が良いと教えられたとか。まあいっか。


河合隼雄さんの本の前書きにはこう書いてありました。

活字離れなどと言うけれど、本を読む面白さを実感すると、子ども達は相当に読書するものである。これは家庭内でも同様で、「本を読みなさい」などと強要するよりも、本を読む面白さ、楽しみを子どもに分かってもらうように工夫することがまず大切である。

と。

母からは「本を読みなさい」と言い続けられて育った子です。そして、そんな母にピアノを教えてもらったこともある私、恐ろしい・・・(笑) 我が子には早いうちに本を読む楽しさを分かってもらえたらなと思います。

体操を終えた後も、本を読む娘にひとしきり最近の出来事を話し、あくびをしつつ「まだ寝らんと?」と言い続けた母。本は読み進められなかったけど、久しぶりに母とののんびりした時間を持つことができたからよしとしよう。これも親孝行か(笑)