もらいました。

助成金、ゲットできました。
詳細については土日にアップします!


遅くなりましたが、感じたことをいくつか書いてみようと思います。


プレゼン>
 私はパワーポイントを使ってプレゼンをしました。市から1次審査通過時に「助成金が減額された場合の事業実施について」「活動をすることで得られる効果」この2点について話してもらえれば、あとは何を話してもらってもかまわない。持ち時間はきっちり3分という指示があっていたため、団体の概要等は一切説明せず、まず指示があった2つのポイントについて1分ずつの計2分で話し、残った時間をありギリスのアピール(活動に対する思い等)にあてました。
 合図があっていきなり「『♪ありギリス〜は〜金がない 金がないったらかながない〜』と、子ども達が歌うほど貧乏が浸透していますので、助成金は満額いただかないと困ります!」という感じ。10団体中4番目のプレゼンだったのですが、最前列に座っていた審査員も「何だこいつ!?」ってな顔して私のことを見ていました。締めくくりに2番と3番「『金がないなら汗をかけ 金がないから知恵を出せ』です。工夫しつつ試行錯誤しつつ活動を作っていきたいと思います。ありがとうございました。」で、時間も2秒余る程度でプレゼンを終了できました。で審査員から投げかけられた質問も想定内で「ここは突っ込まれるだろうな」と思っていたところだったので、もれなく的確な回答が出来たと自負しています。
 「六本松にある墓地の整備で、木を植えたい」ということで助成金の申請をしている団体がありました。おじいちゃんとおじちゃん2人がばっちりスーツで出てきて「理事長の〜と申します。宜しくお願いします」「事務局長の〜です。」と、これから政治家の遊説でも始まるのではないか!?という雰囲気に、正直大丈夫〜?と思ってみていました。でも、なんのためにこの活動を始めたか?どういう経緯で申請をすることになったのか?減額された場合の対処法「満額出れば20本植えますが、減額されたら木の数が15本かな〜」までもれなく説明されました。自分が審査員なら助成金出すのはここだけだと思いました。と、ありギリス(笑)

 いつも思うこと。パワーポイントやいろんな道具を使って見せることに夢中になりすぎていて「そもそも」の部分を伝えられていないところも沢山あるなと思いました。まず、何かを作る前に「自分は何をしたいのか?」「何のためにこれを作ろうとしているのか?」をしっかり考えた上で取りかかる必要があると思います。
 他団体のプレゼン資料もしっかり見させていただきましたが、1枚に情報量(文字も写真も)多すぎて、印刷されたパワーポイントの手元配布資料のがないのでまだ良かったのですが、プレゼンする人の話も聞かず、沢山情報がある画面のどこに注目したら良いかも分からず・・・、でも作成者は自分が作っているのでどこに何の情報があるか分かっており、写真等も駒送りのようなペースで進んでいくので話しと画面に目が追いつかないという状況のものもありました。
 今後も人前でプレゼンをする機会があると思いますが、それぞれの場で自分が求められている役割をしっかりと整理したい上で、何度も試行錯誤しつつ伝えたいことが整理されかつ面白みを加味した資料作りが出来るよう努力していきたいと思います。

 ちなみに、プレゼン全体の点数をつければありギリスが一番だったのではないかと思います(笑) 話しを整理する技術や存在感で気持ちを伝えるという意味では墓地整備のおじいちゃんには惨敗ですが、良いところを沢山盗んで次回に行かしたいと思います!


再会1>
 プレゼン会場にはどこかで見たことある方達が沢山いました。名前は知らないのだけど・・・(汗)。で、他団体のプレゼンもよく見えるよう広聴席に座り、1番目からのプレゼンを聞こうとしました。最初は福岡パフォーミングアーツプロジェクトという団体のプレゼンで男女2人組が登場しました。演劇関係の申請なんだなぁと思って見ていたところでまず自己紹介。男性の「本田でぇす」という声を聞いた途端、高校時代の記憶がフラッシュバック。「原始人の初恋」という芝居の主役の原始人を演じたMr.ボボンボでした。3分に収まるようなんども練習してばっちりと思っていたのに、その声で全てが吹っ飛び「ボボンボ!」と思わず会場で叫びそうになりました。当時私は、その原始人に初恋をしてしまい、部活のメンバーからは「Mrs.ボボンボ」と言われるほどでした。台詞が「ボボンボボボンボ」しかなく、その言葉で上手に喜怒哀楽を表現する演技に釘付け。九州大会まで見に行ったような気がします。プレゼンの内容は一切入ってこず、芝居の内容がどんどん頭の中を占拠していき・・・、なんとか自分を落ち着かせるのに必死でした(汗)
 残念ながらボボンボさんは途中退席されたので話すことはできませんでしたが、連れの方と話をしました。現在の福岡の演劇事情をいろいろと教えていただき、10年以上地元で頑張っている1つ上の先輩が高校生達にワークショップで招かれるほどの実績を積んでいることもよく分かりました。自分は演劇の世界には全く関わっていませんが同級生や先輩後輩達も沢山福岡の演劇界で頑張っています。畑は違えど、こうやって頑張っている人達からパワーを貰えると「負けないように頑張らないと!」と思います。久しぶりに芝居見に行ってみようかな?

 審査終了後、助成金がゲットできたことが分かって安心しつつ、頭の中は引き続き「原始人の初恋」1色。だんだん話しのあらすじ思い出して、その頃の自分の状況や頑張っていたこと、悩んでいたこと等もいろいろと思い出しました。高校時代は「演劇一色」でした。なにか夢中になるものがあるってことは大事なことだと思います。うん、これからも「これ!」と思うものを見つけたら、しっかり努力して楽しくやっていきたいと思います。
 助成金有効活用しつつ、ありの活動作りしっかり頑張っていこうと思います。


再会2>
 同じ産院でうちのチビの前日に子どもを産んだお母さん(4人目)と地下鉄の駅で再会。お互い名前も知らないのだけど「あ〜っ!」「お久しぶりです」なんて言いながら話をしました。既に保育所に預けて仕事されているとのこと。年は私の3つ上くらいですが、「母の貫禄」が違います。私も一応経産婦なので、安産教室に行き、初産のおかあさん達と話すと「落ち着いてますよね。経験者は違いますね」的なことを言われます。でも、4人の母と比べたらまだまだです(笑)。
 会話の中でぽろっといわれる一言がとても参考になったり、気が楽になったりします。私もいつも笑顔でこんな感じで安心感を与えられる母親でありたいなと思いました。