登記申請

 1年間の事業が終わり、総会終了!で、終わった感があるけど、ここからが大変・・・。法務局に資産総額の変更と役員改選時期は役員の重任等の手続きを行わなければならない。初めて法務局に行くときは泣きそうだった(いや、実際には心の中でいつも泣いていたかも)けど、少しあの雰囲気にも慣れたかな?
 今回は細かな修正がちょっとあって2回で終了。長期戦にならなくてよかった。でも、細かな修正が旦那の名字(←自分の名前)「桜」か「櫻」か?という、ちょっとかっこわるいミスでした(汗) 最近感化されていて「どちらも同じ読み方なのでどっちでも良いやん」と思ってしまう私です。


いつも思うこと
 NPOを立ち上げる際、定款の書き方や事業年度のベストな区切り方まで熟知して、また良い意味での手抜きした資料(手続きが出来るだけ簡単にできる方法)提出の仕方を知った上で法人化する団体がどれくらいあるだろうか?
 法務局の職員さんによってもエンドレスに重箱の隅つつきつづける人、「細かな文章の訂正(修正箇所説明した上で)はしておきますから捨て印ください」といってくれる良心的な人。今回は割合良心的な方ではありましたが、漢字が旧字体なのか簡略化されたものなのかで提出書類が変わったり、事業年度の変更をしても理事の任期満了時期はかわらないとか…冷静に聞けば当たり前のことだけど、こういう細かい手続きに時間割かずに活動の中身づくりに時間を当てたいと思うのは悪い癖でしょうか? 
 事業年度を変更したので、総会開催は2月でも理事の任期満了は6月。任期が残っているにもかかわらず重任(ちなみに県提出は「再任」こういう細かいところも統一してくれたら素人にはとっても嬉しいのですが)というのはおかしいとのこと。質問した法務局の担当者の方に「相談窓口のおじちゃんに、以前『次回の登記は09年の総会の時ね』と言われたので、その通りに登記申請したまでで、一端辞任して就任でも結局同じメンバーが理事なのでどうでもいいです。一番簡単な方法で手続きしたいです。」という私。丁寧に議事録の文章の書き方を教えてくれたのですぐに終わりました。ついでに、今後出てきそうな課題や是非知っておきたい手抜きの方法についていくつか質問してみました。「本来ならば□□。でも△△でも大丈夫。法人さんの中には○○という書き方される場合もあるけど、そういう場合は〜なので受理できない」など、どれも丁寧に答えていただけたので、来年は登記申請一発OKといきたいところです!
 いちいち定款によりますと・・・と言われるけど、ほとんどの団体が立ち上げ時に参加したセミナー等で配布された雛形に沿って作っていると思われます。 そういうセミナー主催している団体がもう少し分かりやすく、良い意味での手抜きの仕方満載のセミナー開催してくれれば救われるNPOが山ほどあるとおもうのだけど…。そうすると司法書士(?)という人達の仕事がなくなるのかな?