なんでだろう!?

 福岡市NPO活動推進補助金がゲットできたことはここでもお知らせしたと思います。その後も面倒な手続きが発生してこともお知らせしたと思います。今日は前払い願い提出期限でした。作成して提出してきましたが、いろいろ思うところがあり過ぎて・・・。
 1次審査で通って、2次審査のプレゼンでも通って助成金額が決定しました。その時点で年間どれくらいの自己資金があって、のこりどれ位を補助金に頼るのか?という明確な数字も全て記載しています。プレゼンの時に「減額された場合の活動実施について」と言う項目にも触れ、「減額されてもやりますが、できるだけ申請している金額が欲しい」というぶっちゃけたところの話しもしました。その他助成が決定している団体も全てそうだったと記憶しています。 お金がないから、零細NPOだから(だけど)忙しい中なんとか申請書かいて、プレゼン資料も作って・・・なのにそれ以上に資金計画書や前払い願い書を別途作成。助成金額以上の人件費がいろんなところで発生しているように感じます。もったいない。確かに公金かもしれないし、市民の皆様からいただいた貴重な浄財かもしれないけど、あげると決定したなら四の五の言わず、とっととあげる手続きをした方が良いように思いました。完了後は領収書の添付や事業報告書・・・。考えただけで疲れてしまいます。はぁ〜。

 ありギリスは危険が伴う「冒険キャンプ」をしている団体なので、参加者が会員登録や参加の意思表示をした時点で保険の手続きをします。手続きした翌日から3月31日までの通年の保険を2つかけています。本日資金計画書を持参した折、助成期間外(7月1日から3月31日まで)で使った金額についてはいかなる理由があっても助成対象外だと言われました。ということで、更に減額の可能性が出てきました(涙) たしかにそうかもしれません。でも、保険本来の意味を考えたら、それくらいの融通が利いても良いのでは?と思ってしまいます。
 今回申請した事業はNES。通年固定のメンバーで活動するという所に意味、価値を見いだしており、その活動をサポートするスタッフの交通費をメインで支給してもらえるように申請をしました。いただいたひな形の資金計画書はなかなか書きづらく、自分で作成した資料を添付しました。提出時に担当者に確認したところ、通年事業で申請した団体はありギリス思う一団体で、その他は単発の打ち上げ花火的事業で申請しているとのこと。そのため余計に試験計画書作りが面倒だったのでしょう。疑問に思ったことは担当者に全て話して回答いただきましたが、補助金いただくのも一苦労ですね。

 この補助金は「是非ありギリスさんに!」と言う条件付きでいただきました。とっても感謝しています。条件以上の金額も助成していただきました。何よりです!
 でも、以前「みんなが幸せになる麻雀教室」に参加された方の参加費を全て寄付いただいたことがあります。その時は確か40,000円だった気がします。その参加費を、夏の暑い日に原付に乗って白野さんがわざわざ汚い事務局に届けてくださいました。「ありギリスさんへ みんなが幸せになる麻雀教室」と書かれた封筒の中には、1,000円札が40枚入っていました。新券もあったけど、シミがあるものや折れ線がくっきりついたもの、いろんな表情がありました。逢ったことはないけれど、参加された40名がどんな方だったのか?白野さんのお話を聞きながら一人一人の表情を思い浮かべたものです。金額はその時の方が随分少ないけど、ありがたみはその時の方が大きかったですね。
 担当者に「この活動はこの補助金向けじゃないですもんねぇ〜」なんてちょっとかちんとする事いわれても、白野さんの笑顔を想像し、その奥にある麻雀教室に参加されているおじいちゃのばあちゃん達の笑顔を想像しながらぐっと我慢しています。なんだかなぁ〜、そういうせっかく寄付いただいた方の気持ち、条件付きで寄付してもらった人の喜びを傷つけないような対応を間に入るパイプ役の人には心がけて欲しいなと思います。


もの申すときはすることしてからですよ! ね? とにかく出しなさいと言われた必要書類は期限を守って提出してきました。
書いたのでちょっとすっきりしました。