「チクサク」編集会議

今日はチクサクの編集会議、採れたてホヤホヤの「ありギリスがまいた種」の原稿の誤字誤字誤字を修正し、どう読んでもらうのがいいのかを話ながら作業を、いやおしゃべりを進めました。自分が一番のめり込んでいたときがピークで、受験や仕事が忙しくてちょっと顔を出さないと「昔と違う、昔は・・・」という話にどうしてもなってしまいがちなのをなんとかしたいな〜って話や、今度どこに向かうべきか、方向を定めてどう進んでいくべきか?なんて話を延々としました。作業自体は殆ど進んでいないのですが、保護者であり、編集スタッフであり、4人の子どもさんを参加させ続けてきたお母さんと話をするのは色々参考になることも多いのです。団体としても、勿論母としてもです(笑) いつも「こんな話をスタッフ会でできるくらい時間にも人にも余裕ができる状況を作りたいなぁ」と思っています。出来ることから頑張ります。

今、↓の本を読んでいます。アートサポートふくおかのニューズレターの「積読?読んどく?」のコーナーに西村さんの本が紹介されており、おもしろそうだなぁと思ったからです。以前も西村さんの本を読んだことがあり(あったことを思い出し)、とっても共感できる部分も多く、今回はタイトルにひかれた本を購入。
自分の仕事を考える3日間 ・I

  • 「続けられる」ということは「力が出続けるということ」だ
  • 成功体験の共有の厚みが、だんだん力になっていく
  • やっぱり<意志>があることが大切
    • やりながら「実はこのゲーム飽きてない?」といえることが大事
  • デザインがかっこいいと言ったことだけじゃなくて、人のあり方とか存在感がいいということ。センスがいいっていうのはそういうことだと思います。
  • 自分という現実をどう生きるかという一点においては条件は変わらない
  • ブリコラージュ
  • 話すことは自分の声を聞くことでもある。

ず〜っと「いきかた」「はたらきかた」を考えるような本ばかり読んでいる気がする。全然違うロシア文学とか、たまには良いのかな(笑)
そんな本を読んでいるのに、なんだか余裕がなくて今日はチビを叱ってしまいました。全部些細なこと。「歯ブラシの共有はいけないよ」という話をして分かったと言ったのに、妹の歯ブラシで歯磨き。叱ってしまったとに話を聞くと「片付けていたはずの歯ブラシがなくて、でも虫歯になりたくないから妹の歯ブラシで磨いた」とのこと。お姉ちゃんの歯ブラシは気を効かしたつもりの妹が持ってきて、どこにおいたか分からなくなっていた模様。紙芝居を読んでいてリクエスト通りにやっているのに文句タラタラ。チューリップの前奏を歌ったことが不服だったらしい。最後のリクエストの本を読んでいる途中に泣き出すお姉ちゃん、「もう眠くなったから最後の本は読まなきゃ良かった」「本当はいっつもいっつも、ずっとおかあと一緒にあそびたい〜」との事。も〜っ(笑) 叱ってしまう前に鼻で大きく深呼吸。もうちょっと心に余裕を持つことを意識せねば!と思うまだまだ精進が足りない母です。「はたらきかた」を考える前に、「家族のあり方」を考えねばですかねぇ。