左義長(さぎっちょ)

 http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/左義長(さぎっちょ)に参加してきました。ずっと福岡県民ですが、「左義長」という言葉は初めて聞きました。「どんど焼き」がこういう行事を初めて認識した時に覚えた言葉で、父の実家付近は「鬼火焚き」母の実家付近は「ほっけんぎょう」と言っていました。1月15日の朝に竹で組んだ櫓にしめ縄をぶら下げて今年1年の無病息災を祈る祭りだと記憶しています。書き初めして今年の目標をぶら下げるってこともやった気がします。


まず、田んぼに移動。4月から月1ペースで参加しているので、チーム地元メンバーともずいぶん打ち解けてきた我が子たち。

櫓の土台に竹を運びます。子どもサイズの小さいのですらやっとこさですが、楽しいようで10本くらい運びました。オリエンテーションでは「約一万本運びます」て話だったけど、できたかな(笑)?

子ども達が邪魔してる横で、林業を営む大人たちが手際よく組み立てていきます。ただただかっこいい!

我が子といえば、早々に飽きてヤギと戯れたり、地元の子たちと土嚢を積み上げて秘密基地作ったり、みかんを食べ続けたり。みんなでヤギに餌をやるのだけど、なぜか一番小さい三ちゃんにはあたりが冷たい(笑)

カモが並ぶとさっさと食べる準備。「ガ〜ガ〜」と大喜び!まだ焼けてませんから!



着火。青竹がばちばち音を立てて燃えるのは迫力があります。




食べる専門の我が家は、カモの燻製、カモチップを中心にたらふくいただきました。骨の髄までしゃぶる三ちゃん。「新しいのもあるしそれ捨てたら?」と言っても首を横に振りずっと食べながら遊ぶ。思いっきり顔からこけて、救出するまで10秒はかかったのだけど、それでも骨を離さず、持ってない方の手の泥を払ってという姿に「ほぉ!なかなかのもんだね〜」と笑われる。どうなることやら。

お姉ちゃん達は、田んぼの土手上り。持ってきたロープをたすき掛けして年中〜4年生の混合チームで楽しく遊びました。

最後は四季菜館に戻って座談会。三ちゃんはお昼寝知らずで走り回り、猪肉のスペアリブ食べながら寝落ちしました。


いち参加というスタンスで、気楽に楽しく参加させていただいています。年間行事の企画立案、担当割り。当日は参加者が竹を運んで櫓を作った気分になれるところまでの準備がなされていて、ちびたちが飽きないように橋を作るだけの準備、ご飯も食べるだけに準備してあり、参加者が帰った後の片付け、報告書作成発送や会計業務などの事務作業。前後の準備関係なしに当日のおいしいところだけ参加させていただいている状況。ありがとうございます。でも正直すごく気が楽です。もうしばらく、この気軽な状態で参加させていただき、そのうち報告書作成くらいはお手伝いしたいなと思います。
次はシイタケの菌つけ。楽しみです。