娘を溺愛するフツーのお父さん

聞いてきました。はなちゃんのみそ汁の著者である安武信吾さんのお話を。

数日前のブログにも書いたけど、ネット上には賛否いろいろあり、それを読む限り賛否あるなか「否」よりだった。人様が書いた意見だけ読んで判断するより本を読む。本を読むより、ご本人の生の声で話を伺うということがいかに大切か再認識刺さられるよい機会になった。近々映画も公開されるらしい。24時間テレビのドラマも見ていないけど、監督になったらどう撮るか(どう見せるか)を考える。やっぱり最初のシーンは台所の鍋から湯気が出つつ、蓋がコトコト...出汁を取っているみそ汁の鍋。横には鰹節削りが置いてある。鍋の奥には、はなちゃんと千恵さんの後ろ姿。朝日を浴びながら「100万回いきたねこ」の読み聞かせをしているところかなぁなんて考えてみたり。
いきなりそれた!本題に。私の感想は「娘を溺愛するどこにでもいるフツーのお父さん」の話。もちろん、安武さんご自身は「妻を最愛の妻を亡くす」はなちゃんは「大好きなお母さんを亡くす」と言うとても辛い経験をしたけど、その辛さを乗り越えて
マイナスのをゼロに。
ゼロをプラスに。
変換してらっしゃる印象。「はながですね〜」「先週北海道に行ったんですけど〜」と、スライドに出てくるはなちゃんの写真全てがお父さんの愛情溢れており、ほっこりした。
今回の講演タイトルは「あなたはこどもに何をのこせますか?」 本を読んだり、自分の子育てを振り返りながら色々考えてみた。ひとりの母親としては安武さん同様「勉強よりも生きる力」掃除や洗濯、食事作りが男女関係なくできるようになってほしい。ただ、「イスラム国」の問題然り。「私と(となりにいる)あなたは違う」という多様性を教えていくこと、「だから嫌い(排除)」ではなく、「違いを認めた上で仲良くする」ことがとても大事なことだと思う。安武さんは西日本新聞の記者。「自分の信条を持ち子育てをしつつ、一方記者という立場ではなちゃんにどんな教育をしたい(のこしたい)と思いますか?」という質問を是非させていただきたかったのだけど、自分の話を延々とするおばちゃんの登場で気持ちが萎えた(汗) 
本筋の話もさることながら、最後に「『女性が輝ける社会を!』って言ってるけど、お父さんも働きづらさを抱えてるかもしれない」とぼそっと言われた言葉がすごく残っている。近々手紙でも書いてみようかな。
安武さんからの質問「今日の講演を聞いて、何を感じ、どう行動しますか?」の回答。とりあえず、西日本新聞購読することにしました(笑)子ども達とは、日々決められたお家の仕事をやってもらいつつ、自分の考えを伝えたり、食事作りを楽しみながら一緒にすることを続けていきたい。