男性脳のトリセツ

最近、黒川伊保子さんの本を続けて読んだ。

キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)

キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書)

もうほんと、腹抱えて笑ったり、苦笑いしたり、冷や汗したり...。「旦那の超理系的男性脳をことごとくダメにしたのは私なんだな。」と、体験(過去の反省すべき事象の数々)を感性をのキーでつないでダイナミックな知識の数珠つなぎを作る超女性脳の私。旦那が羽ばたくためにはやっぱり離婚したほうがいいかしら(笑)?腑に落ちる部分がたくさんあったので、これからの夫婦関係作りの参考になりそう。


ぼーっとしている瞬間、男性脳の中では、右脳の認知空間領域がフル活動している。
将来、理系や芸術の領域で活躍する男子にこれが見られる。
あまりおいたてずにほおておいてやりたいものだ。
もう40近いけど、これこれ! 「お茶飲むの?」「お弁当は作っていいの?」「病院何時から?」とかいう私にとってみれば一言で済む簡単な質問に対する答えも、「う〜ん」ありとあらゆる角度から、ありとあらゆる事象を想像しつつ、分析しつつ宇宙的次元で考えているのでしょう。


男性脳に「できる女性」と思わせるには結論から言う。最初に情報の属性を知らせる。
ということらしいので、「病院は何時からですか?5分以内に確認してください。理由はお昼ご飯を一緒に食べられるかを知りたいからです。一緒に食べられるのであれば準備しますが、そうでなければ公園にお弁当を持って遊びに行こうと思っているからです。」的な質問をしたいと思う。質問力、低いな...。

以前、男性脳から聞いた女性脳の扱い方。奥さんが何かしゃべり出そうとしたら「今日は『愚痴』ですか?『相談』ですか?」と先に確認するそう。愚痴といえば「共感」しながら「そう、辛かったね〜」「そうね、その人が悪いね!」と言いながら話を聞く。「相談」と言ったなら一緒に解決の糸口を去るとのこと。私、それされたら話をすることすらやめてしまいそうだけど、理にかなっているよう。

例えば「オムツの替え方」とか「離乳食の作り方」とかいう具体的なものは載っていないけど、子育てで大切にすべきポイントは押さえてあると思う。オススメ♪


感じることば―情緒をめぐる思考の実験

感じることば―情緒をめぐる思考の実験

自分の名前に誇りを持とうと思った。