パブリックスペース

黄砂の吹きすさぶ黄色い空を眺めながら、チビと公園で遊んでいたら、保育園の2歳児たちが元気良くお散歩にやってきた。

公園の近所にある保育園を検索してたけど、どこも違うようで...(笑)そしたら、一人の先生が私のところに来て「⚪️⚪️保育園です。大勢で来たのでお騒がせしてご迷惑をおかけすると思います。申し訳ありません。」公園で遊んでいた保護者全員にもれなく挨拶していた。
先生に「⚪️⚪️保育園からだと、ここまで結構な距離ありますよね(ちなみに、Google mapでは「徒歩16分」になっていた)。2歳児さんでこれだけ歩くってすごいですね!?」というと「うちの子たち結構距離長くても楽しんで歩けるんですよ♪足腰鍛えてますから(笑)」とお話ししてくださった。2歳児さんは月齢の差もまだまだ顕著でちょっと難しいアスレチックもあり「ここでは遊ばないようにしましょう」と先生がお話しするとみんなちゃんと守って、その他の遊具やスペースで楽しく遊んでいた。(*その遊具を使わなくても十分に遊ぶスペースあり)
保育園の子ども達が帰った後も、私が子どもを連れて帰った後もお昼ご飯を食べながら先生の言葉が頭から離れず、思い切って保育園に電話してみた。「そもそも公園はみんなの場所だし、保育園の子ども達が来たからって遊ぶ場所がなくなったわけでもないのに、なんで先生たちが遊びに来ていた保護者に『すみません』と言わなければならないのかがわからなかったんですけど」というと、「保育園の子ども達が来ると、我が子を自由にのびのび遊ばせられないじゃないか!?」という苦情が保育園に届いたり、行政機関の苦情処理窓口に話がいったりするらしい。そういうトラブルを未然に防ぐために公園で遊んでいる保護者に挨拶をするようになったとのこと。なんだか...なんだかねぇ。
もう少しみんなで使う場所でのマナーとか譲り合いとか、迷惑の掛け合い(綺麗な言葉で「助け合い」)とか、やってもいいんじゃないって思ったりした。